BRM512海野宿400

AJたまがわの海野宿400に参加してきた。無事完走。

ライドメモ

今回は1週間かけてちょっとずつ準備した。いろいろと普段やらない事までやったというのもあるけど、着実に準備する事で、前日あたふたしなくてよかった。準備とローラー両方する時間はとれず、1週間ローラーのれなかったのは少しストレスだったけど。

当日。家から20km程度なので、スタート地点の二子玉川までは自走。6時から6時半ごろ到着を目指して、5時過ぎに出発し、6時半前に到着。

f:id:naokton:20180512062336j:plain
よい天気

7時スタート。PC1までは西上州300の時とほぼ同じ道。前回は6時スタートだったけど、1時間遅いと車がだいぶ増える。前の人と離れたり追い付いたり追い越したりしながら多摩川沿いを進む。奥多摩街道に出て一人で少しペースを上げたら、信号の関係で前の少し速めのグループに追い付いたので、後ろにつけてもらい青梅のPC1までさっと到着(44km, 8:59)。後ろについていただけだけど、ちょっとペース速くて消耗したかも。12分程休憩して出発。トイレ行きたかったけど混んでたので次のPCまで我慢。

PC1からは飯能〜日高〜小川町〜花園まで、アップダウンがちょこちょこある上り基調。青梅から飯能に抜ける途中、別方向からブルベの人が走ってきたのでミスコース?と思ったのだけど、R東京のぐるっと首都圏だったらしい。少し焦った。県道30号は、いつもは越生から飯能へ向かう時に使うので、逆向きは初めて。全然別の道に見えた。この頃から結構日射しが強く気温も上がってきた。PC1からPC2の間では、(恐らく)6時スタートの集団に追い付いてはしばらくペース落とすけど走りづらくなって抜け出すというのを繰り返す。離脱するときにペースを上げすぎてしまうせいで、足にかなり来てしまいよくなかった。追い越しながら走るのは走りづらい事がわかったので、次からは早い方のスタートにしよう。ヘロヘロになりつつPC2到着(89.5km, 11:02)。ここでは20分程休憩。トイレ行けた。

PC2から富岡までは西上州の帰路を逆走し、そこから少し北に進んで安中まで。富岡、というか神流川から小前田までは単調な道で眠くなったので警戒していたのだけど、まだ前半戦だからか、今回はそれほどでもなかった。でも平地で似たような街路樹が延々と続くので退屈ではある。試走レポートで富岡製紙場が登場していたので、せっかくなので寄ってみた。入口から中を覗いただけだけなので、製紙場っぽさは分からなかったけど。

f:id:naokton:20180512124916j:plain
富岡で歓迎してくれたうさぎ
f:id:naokton:20180512125238j:plain
入口から富岡製紙場をちら見
f:id:naokton:20180512125517j:plain
大きいぐんまちゃんがいた

富岡以降は車が減って走りやすくなった。が、アップダウンも増えてなかなか。でも車多い道を走るよりは断然楽しいし気持ちいい。妙義山がどんどん近付いてくる。ここだけ変な形なの、不思議だよなあ。

f:id:naokton:20180512131846j:plain
妙義山が近い

地味に続く上りと暑さにやられつつ、PC3に到着(144.4km, 13:47)。もう帰りたい。けど折り返しまであと50kmと思えばもうすぐか。食事がなかなか進まず、30分も休憩。クーリッシュで体を冷やしつつ。

PC3からは、碓氷峠軽井沢〜長い下り〜千曲川沿い〜海野宿、という感じ。中山道旧道を上りはじめてすぐ(と思いきやそんなすぐではなかった、坂急だったし)、めがね橋の手前でシークレット。コーラを頂いて回復した気持ちになる。楽しい下りがあるよーと言われ、あ"あ"ー、と思う。でもスタッフの方達明るくて、なんだか前向きな気分になった。めがね橋での記念撮影を含め10分弱休憩。

f:id:naokton:20180512145342j:plain
めがね橋と記念撮影

めがね橋から碓氷峠は、斜度が緩く、木陰が涼しく、楽しく登れた。

f:id:naokton:20180512150151j:plain
木陰の気持ちよい上り
f:id:naokton:20180512152941j:plain
碓氷峠

でも180?もカーブ数えるのはやりすぎだと思う、まだかまだかって思ってしまう。峠の少し前から謎の腹痛が発生し、峠で10分弱休憩。気付いたらかなり気温が下がっていて肌寒い。といっても何か羽織るほどでもないのでそのまま。峠上ったのにほぼ下ることなく軽井沢の町を通過。軽井沢の標高を体感。軽井沢から先はかなり渋滞していた。下りは聞いていた通りの下りっぷりだったけど、疲れて頭が働いていなかったのであまり気にはならなかった。下ったと思ったらまた上りがあるのが堪えた。

f:id:naokton:20180512163313j:plain
千曲川へ下りていく道
f:id:naokton:20180512163507j:plain
千曲川

千曲川沿いに下りてからの道が、今回一番気持ちよかった。田んぼに水を張っている時期で、美しい景色だった。千曲川は北信の穏やかな流れを見慣れているので、上流の少し荒々しい表情が見られて少し感動した。

f:id:naokton:20180512164939j:plain
道の駅みまきで休憩
f:id:naokton:20180512165028j:plain

だいぶ疲れたので、道の駅みまきで20分程休憩。トイレがきれいだった。海野宿へは明るいうちには着いたけど、夕方近く、人が誰もいなかった。写真はとりやすかった。海野宿からほんの少し走ってPC4到着(200.9km, 17:28)。25分程休憩。

f:id:naokton:20180512171754j:plain
海野宿

後半戦スタート。そろそろ暗くなりそうだったので、ライトを全て点灯し、春秋用の長袖ジャージを羽織って出発。(これ以降、書くのに2週間空けてしまったのでだいぶ忘れた)

噂の上りは思ったより早く、海野宿を出てすぐに始まった。足が売り切れているのにパワー出そうとしてすぐにバテる。18号に出てからは全く踏めなくなり、かよわい力でひーこらひーこら上る。

f:id:naokton:20180512185555j:plain
左側に浅間山。さっぱりとした夕焼けだった。
f:id:naokton:20180512192849j:plain
ピーク(仮)

標高1003mの標識が見えたときは嬉しかった。トイレに行きたかったので少し行ったところのコンビニで30分休憩。この先の下りで眠くなるといけないので、コーヒーを飲む。休んでいたら、千葉の600の人に話しかけられる。24時スタートであと200kmだそう。大変そうだ。。指ありのグローブをし、ウインドブレーカーを着て再出発。少し下ったら上り。真っ暗な山の上りだ。でもすぐに終わり、長い下りに。バイパスの下りなので急カーブもなく、夜なので車も少なく、大変走りやすかった。ただ途中から車の渋滞に巻き込まれ、スローダウン。ここからゴールまでは、夜の車の少ない道、下り基調で快速(気持ちだけ)。気温も下がり、走りやすかった。

f:id:naokton:20180512214449j:plain
通過チェックのコンビニの入口でぐんまちゃん
f:id:naokton:20180512225245j:plain
ガリガリ君の故郷

もう記憶が曖昧なので、記録だけ。272.2km地点の通過チェックには21:32着。15分程休憩。311.2km地点のPC5は23:23着、30分休憩。358.7km地点のPC6は1:56着、30分休憩。多摩川沿いは無い力をふりしぼってTTして、ゴールは4:10ごろ。

ゴールで少し休憩し、家まで自走。この自走が、眠気がひどくて一番辛かった。もう道に焦点を合わせる事ができず危険だったので、コンビニの軒先で少し目を閉じて休憩した。10分ぐらいだったけど、ひどい眠気は去った。

400は300までとは違うとよく書いている人がいて身構えていたけれど、仮眠する必要はなかったし、距離が伸びた分の疲労と(帰りの自走を除けば)、ちょっと夜ふかしした時ぐらいの感じ(?)で、そんなに恐れる事はない?と思った。前半厳しく後半優しいコース設計のおかげかもしれないけれど。丸1日自転車で走れるのはとても楽しかった。

筋肉痛は水曜日ぐらいまで残った。

装備

f:id:naokton:20180512050946j:plain

  • フレームバッグ(Topeak MidLoader 4.5L)
    • モバイルバッテリー、knog の5000mAhバッテリー(フロントライト用)、ウインドブレーカー、補給食、ブルベカードなど
  • サドルバッグ (R250防水サドルバッグ スモール)
    • 輪行袋、長袖ジャージ、指ありグローブ
  • ツール缶
    • 修理セット、輪行用のエンド金具
  • ボトル2本
  • フロントライト
    • ハンドルにknog pwr 600、ハブ軸にGentos 355
  • リアライト
    • ヘルメットにUnicoトライスター、シートステーにCateye OMNI-5 x2

前回の西上州300と違うのは、サドルバッグ。ボトルを2本持ったため追い出された輪行袋と、夜用の長袖ジャージを持つため。その他には、knog pwrが一晩持つかギリギリなので、予備バッテリーも持った。4時ゴールまでギリギリ持ったけど、丸一晩走ったり、暗い道が多いなら予備バッテリーは必要だと分かった。あ、3350mAhの標準バッテリーではなくて、最初から5000mAhの予備の方をつければ一晩持つのか。でもちょっと重いので、できれば軽いバッテリーで走りたい。

服装

晴れ予報だったので、雨装備は持たず。気温は、上州の日中は25度以上になるが軽井沢の夜は15度以下になりそうな予報だったので、冬用長袖インナーの上に半袖ジャージ、下は短いパンツ。

実際は、日中は冬用インナーでは暑すぎで、熱中症になりかけた。でも碓氷峠を越えたら涼しくなり快適に。折り返し地点のPCを出るときに、長袖ジャージを着てみたけど、坂を上り体温が上がると少し暑かった。日が落ちてからはちょうどよかった。もう少し暑い時にも対応できる服装をちゃんと考えないと、いけないな。

食事

  • PC1(青梅)
    • 飲むヨーグルト、おにぎり2つ
  • PC2(花園)
    • サンドイッチ、おにぎり1つ、オレンジジュース
  • PC3(安中松井田)
    • 飲むヨーグルト、サンドイッチ、おにぎり1つ、アイス
  • 自主休憩(道の駅みまき)
    • アイス
  • PC4(上田大屋)
    • お茶、飲むヨーグルト、冷やし温たまうどん
  • 自主休憩(軽井沢ローソン)
    • プリン、コーヒー
  • 通過チェック(富岡)
    • カフェオレ、エナジーゼリー
  • PC5(花園)
    • コーヒー、ヨーグルト、朝バナナ
  • PC6青梅
    • カフェラテ

PC3では、体が火照ってしまっていたので冷やすためにクーリッシュを買った。外から体が冷ませたのもよかったし、暑いときに冷たいものを食べるのはきもちよくてよかった。今後、暑いときは積極的にアイスを食べてみよう。

PC4で食べた冷やし温たまうどんが全くおいしくなく感じた。疲れるとコンビニ飯がまずく感じて辛い。後半は食欲もなく、ヨーグルトとかエナジーゼリーとかしか食べる気がしない。最後のPCで飲んだカフェラテは美味しかったけど、なぜだろう?ブルベ、走るのはまあ疲れるだけだけど、食事をどうにかしてもう少し快適にしたい。コンビニ飯ではなく、普通のお店に入って食べるといいのかな。時間かかっちゃうけど。

前回、ゴール後にお茶を飲んだらとても美味しかったので(スポーツドリンクばかり飲んでいたため)、折り返しでお茶を買ってみたら口がさっぱりしてよかった。学習した。

眠気冷ましのため、後半はコーヒー系を毎回摂取。これが効いたのか、ゴールまで眠くなる事はなかった。