リアエンド修正

先日、低速だけれど一人で盛大にこけて、自転車のエンドが曲がってしまった。見た感じ曲がっているし、変速も、軽い方のギアに変速していくと途中で1段とばしで変速されてしまう。こういうときは、曲がってしまったエンドを逆方向に曲げて、まっすぐに戻すらしい。最初はとりあえずペンチではさんで曲げてみようとしたがさすがにそこまで柔らかくはなく、自分の力もなく、歯が立たなかった。そもそも精度も担保できない。

仕方ないので工具を買う事にした(うれしい)。レビュー記事 (記事1, 記事2, 記事3) では Abby Bike Toolsの Hanger Alignment Gauge (HAG) が一番評価がよく、コンパクトである事も魅力的だ。あと格好いい。しかし定番らしいPark Tool DAG-2.2が$80程度のところ、2倍以上の$185もする。DAG-2.2でも実用上は問題ないらしいという事と使用頻度を考え、今回はDAG-2.2を選択した。

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Park Tool DAG-2.2

この工具、英語では derailleur hanger alignment gauge と呼ばれているが、日本語では「エンド修正工具」だったり「ディレイラー直付けゲージ」だったりする。ディレイラー直付け、ってどこから来たんだろう。ディレイラーは外して使う工具なんだけど。

工具の使い方。38秒からのシーンは少し衝撃的だった。 www.youtube.com

調整は思ったより難しかったような、簡単だったような。やる事はシンプルだが、曲げたり伸ばしたりを繰り返しすぎるとそのうちぽきっといってしまいそうで、緊張する。力をかけて曲げると、思った以上に曲がる。10ぐらい曲げたかなと思って確認したら、20ぐらい曲がっている感じ。曲げすぎないように、少し変形させるたびにゲージを180度回して距離を確認する必要があり、少し手間がかかる。各ポイントで誤差が4mm以内であればいいとの事で、もっと精密にできると思っていたが、実際に4mm以下に調整するには慣れが必要そう。

誤差4mmぐらいの調整で、変速は問題なくできるようになった。めでたし。

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曲がったエンド

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調整前