信越五高原ロングライド2017

信越五高原ロングライド2017に参加してきた。

前日まで

締め切りぎりぎりに申し込み。スタート地点は、新幹線で近くまで行ける斑尾高原にした。申し込んだ後で、距離11kmで標高差700mもある事を知って少し後悔(池の平は5kmで250mぐらい?)。バスやタクシーも考えたけど、せっかくだから自転車で上る。

移動当日は、最寄りから大宮まで普通列車、大宮から飯山まで新幹線の輪行。麓のローソンで補給してからスタート。斜度がそれなりにある事に加え、たまに走る埼玉の山道と比べ距離が倍程あるので、距離感が分からず辛い。ただ空が開けていて、たまに下界が見えるので気持ちはとてもよい。気温が25°C前後あったので、半袖+秋用の裏地起毛長袖はちょっと暑かった。自転車の人は、上りが1人、下りは2〜3人すれ違ったかな。

斑尾高原に着いたら、大会の受け付けを済ませ、宿(ペンションりんごじゃむ)にチェックイン。風呂に入り夕飯まで部屋でごろごろし、夕飯を食べたら翌日の準備をして、10時ごろ就寝。夕食の時に一緒になったのは、2〜3人のグループが3組。みんなロングライドに出る人らしい。

当日

5時に起き、6時までゆっくりと朝食のおにぎりを食べたり着替えたりして準備。

服装をかなり悩んだけど、天気がよく、確か25°C以上まで上がる予報だったので、上はCRAFTのメッシュインナー+パールイズミの冬用の長袖インナー+夏用半袖ジャージ、下は夏用のレーパン、夏用グローブにした。念のためウインドブレーカーも持った。実際は少し暑いぐらいで、袖を少しまくって走った。インナー類が優秀なので、汗がすぐ吸収されて、下り坂でも特に寒くはならなかった。

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スタート前

7:00からゼッケンの番号順に5人ずつ10秒間隔でスタート。前に100人ぐらいいたので、10分後にスタート。待ってる間に寒くなってきて出る前はブルブル震えてた。

小さなアップダウンがあった後少し下りが続いたので、このまま麓まで下るのかなーと思っていたら、左の道に入って長い上り坂の看板。あまりペースを上げすぎないようにと思ってはいたんだけど、そこそこキツいペースで走ってしまい、前の人をどんどんパスしていった。峠を越えたら、細い道の下り坂。湿っていてかなり滑りやすそうだったけど、小集団のペースがゆっくりだったので安全に下れた。それでも神経を使ったせいかかなり長く感じた。道が広くなってからは、路面も乾いていたのでほどほどに重力にスピードを任せる感じで。あっという間に下り坂は終わり、緩い上りの道を少し行くと、すぐに1つ目のエイドステーション(妙高ふれあいパーク)。エイドステーションでは名前を書くのだけど、既に20-30人ぐらい名前が書いてあった。バナナ、どらやき、りんご、水分を補給したらすぐ出発。

第1エイドを出たら、概ねだらだらと上る道が続き、セーブしつつ走っているつもりだけど、前に見える人を順番に追い越していく。国道18号から曲がって入った上り坂が比較的真っ直ぐで、先まで見えて心が萎える。前の方に自転車とバイクが見え、しばらくしたら追い付いた。少し付いていこう(回復しよう)と思って後ろについてみたんだけど、先に行って〜と言われてしまったので、元のペースに戻す。先導してくれるバイクの人って何人ぐらいいるのだろう、と思ったりしながら走るうちに、噂に聞いていた鬼の洗濯板に。何も考えずに、頑張りすぎないようにひたすら登った。辛い。ガタガタした路面が終わっても急斜面がしばらく続いたのが想定外でキツかった。。道案内の人が、トップだよーみたいな事を言ってくれて、??と思ったけどその後少し登ったり下ったりして、2つめのエイドステーション(池の平)に。名前を書くときに、本当に先頭なのだと認識。急に、このペースでゴールまで行けるか不安に。このあたりから、右足の膝の裏側の筋肉か筋が痛くなりだした。エイドの人に、きのこ汁?をもらったのだけど、熱くて飲み切るのに時間かかった。少し長めに休憩して出発。

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第2エイド

第2エイドから出て少し下って少し登ったら、ゆるやかな長い下り坂。明るい林の中でとても気持ちよかった。この道が一番気持ちよかったかなぁ、体力的にまだ少し余裕があったし。そしてすぐにに3つ目のエイド(えんめい茶)に到着。あまり長居はせず、出発。

第3エイドの先は、戸隠の上り。これは事前に地図を見た時にも目立って長い上りでで、体力が持つか不安。ここから10km上り、という看板が出ていた。たまに走る飯能の方の山はそんなに長い上りがないので、うへぇと思いつつひたすら上る。平坦になったり上りだったり、というのを繰り返すうちに、ようやく下り坂。戸隠神社の前はカーブが急で、前の車と距離が詰まりすぎないようスピードを調整するので疲れた。比較的短い上りを何個かこなしたところで4つ目のエイドステーション(大座法師池)。ここでは蕎麦が出た。ネギ入れますかーと聞かれたので、なしでお願いした。ネギ食べるとお腹の調子が少し悪くなるので、抜いてもらえて助かった。

第4エイドからはほぼ下り。そんなに斜度もなく走りやすかった。ここも眺めよくて気持ちよかったな。山あいを抜け、人里へ。飯綱町役場からはまた少し上り。ここでかなり足が終わりかけている事を知る。第5エイド(サン・クゼール)が最後のエイド。酢?クエン酸を薄めて飲む飲み物がおいしかった。体に染みわたる。

第5エイドから先は、2つの坂を上りゴール。最後の坂は非常にキツかった。疲れているせいもあるけど、優しくない斜度だったと思う(最後のあたりはGPSの記録が飛んでいて記録がない)。いつ抜かれるかなーと思っていたんだけど、結局、ゴールまで先頭だった。例年の速い人たちは30分ぐらい速いそうなので、たまたま今年は運がよかったのかな。結果はつかないけど、うれしいね。気持ちいい。

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ゴール

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よく頑張った

先導車のバイクの人とは途中からずっと一緒だったので、なんとなく仲良くなった気分。エイドを出るときは、そろそろ出ますか、みたいな感じだったりして。最後までぎりぎりペースを保てたのはもしかして常に前に追い掛ける対象がいたからだったりするのかな?こちらのペースに合わせてくれるから、まさに馬の鼻先の人参だ。

あと、エイドステーションが20km前後ごとにあるので、スタミナがまだあまりない自分にはちょうどよかったのかもしれない。

帰り

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飯山方面

ゴール後は、りんごやおにぎりを頂いて少し回復するまで休憩し、会場を後にした。宿で斑尾高原ホテルの温泉入浴券をもらっていたので、温泉でさっぱりした。あとは荷物をまとめて飯山駅まで下り、輪行で帰宅。飯山までの下りは斜度がきつく距離が長く、今日一番だったかも。。前日よく上ったなと思う。大宮までの新幹線はかなり混んでいて疲れた。

なんと、信越五高原 原通りAS→池ノ平ASのセグメントでKOMをとっていた。うれしい!