BRM720NJ300 Princeton

アメリカに来てから初めてのブルベ。気温が高く大変だったけど、サポートが充実していてなんとか完走できた。初めてDNFの事を考えながら走った。

New JerseyのPrincetonを5時スタート。家から100キロ近くあるので自走は見送り。前泊と迷ったけど、終電で行くと3時ごろ着くので、終電で行く事にした。前日は仕事を休み、できるだけ寝て過ごす。

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受付開始前まで近くのスーパー前のベンチで休む

スタート受付では権利放棄書にサインしたほかに、今日はPCでサンドイッチが出るそうで、注文書みたいなものを書く。キューシートと一緒に鉛筆が入ったジップロックを渡された。

スタート人数は20名ほど。リカンベントの人もクラシックなロードも、いろいろ。DHバーもOK。

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PC2 (スタートがPC1)までは、街中を抜けて郊外の住宅地の中を進む。日の出前後の清々しい空気。蒸し暑かったけど。そこそこアップダウンはあったけど、そんなに疲れなかった。途中お腹空いたのでカロリーメイト的な物を1本補給。PCの飲食店でトイレを借り、主催の用意してくれた水と氷を補充。

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PC3 までは、アップダウンが大きく、数が増えてくる。山ではないけど、山間部の数十m程度の峠が続く。平らな区間も多かったかな。PC3は看板を見てクイズに答える形式。すぐ見つかった。そこからすぐのPC4は有人で、受付時に申し込んだサンドイッチが出た。サンドイッチが思ったより大きくて、半分ちょっと食べて残してしまった。10時半頃だったと思うけど、お腹すいていたのでちょうどよかった。ここでだいぶ体が熱くなっていたので長めの休憩。

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PC4を出てすぐに熱中症と分かった。体が熱いし気をつけないと吐きそう。更にトイレに行きたいけど日本みたいにコンビニがないので我慢せざろう得ず、水分もなかなか取れなかった。森林公園の上りが今回一番きつかった。体調もあるけれど、長くて斜度がきつい。頂上がシークレットになっていて、水と氷を補給しつつ1時間近く休憩した。無理しても意味ない。

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シークレットの次はクイズ形式のPC5。熱中症も辛いしトイレも限界に近い。ここの看板は見つけるのに少しうろうろした。クイズが少し難しかったのもあり、日陰の芝生で休む。受付時に今日の補給ポイント一覧をもらっていて、ここから数km先のホテルの駐車場にスタッフが水と氷を用意しているとあったので寄る。ホテルでトイレを借り一安心。あとアイスを買った。外に持って出たら出た瞬間どろどろ溶け出した。ここでも1時間ほど休憩。少し火照りが収まってきた。

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ホテルの下のカフェにうさぎがいた

少し上ってスーパーがあったのでここでも休憩。トイレに行って水分を摂れるようになったので、電解質の入っていそうなゲータレードを買った。でも甘すぎて半分くらい残した。坂を下りたらボランティアの水氷補給所でまた休憩。ここら辺からだんだんと回復してきた。そして少し行ってPC6。ダンキンドーナツや薬局など固まっている交差点で、好きな店でレシートをゲットする形式。こちらではレシート形式は珍しいらしい。カフェインを摂るためスタバのブラックコーヒーを飲んだ。一瞬で無くなった。

次が最後の台地。上りはそんなにキツくはなかったので淡々とこなし、台地の上のアップダウンへ。このへんで無敵タイムに入り、いくら漕いでも足が張る感じがなくなった。前も自走で富士スバルラインまで行って上ってヘロヘロになったあと、こんな感じになった事がある。何だろう?極端な疲労の後こうなる?カフェインの効果?ともかく踏めるようになったので、下りで勢いをつけて上りもしっかり踏んで頂点を超える、といった感じでアップダウンをこなしていく。PC7は有人だけどクイズ形式のPC。ブルベカード渡したら答え書いてくれた。そっか、自分で書くはずなのになぜか差し出され、英語がつたない感じだったから書いてくれたのかな。ここのボランティアの人はすごくフレンドリーで、言葉通じにくいのにいろいろ話しかけてくれた。いつ来たの?基本はできてるね!アイスソックスいる?などなど。ありがたくアイスソックスを作ってもらい再出発。初めて使ったけどひんやりしてとてもよかった。氷が準備できる環境があればまたやりたい。

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日もだいぶ傾いてきて熱中症の心配はなくなった。制限時間もぎりぎりではないのでほっとした。次のPC8までは気持ちの良い長い下りがあって楽しかった。下りばかりではなかったけど。最後のPCは、来る時通りすぎたWawa。初めて入ったけど、日本のコンビニを少し大きくした感じの店だった。コーヒーとバナナを買って食べたけど胃の調子が良くなくて気持ち悪くなったので、横になって休憩。30分以上そうしていたら少し良くなったので、出発。夕方なので日差しはもうなかったけど、かなり蒸し暑かった。

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ここからは暗くなってきたので、ひたすら目の前の道を見て走るだけ。蛍、鹿、うさぎ、キツネを見かけた。蛍久し振りに見たな。最後のボランティアスポットではスイカを頂いた。とても美味しく感じた。

ゴールは10時過ぎ。ピザが用意されていたけど食べる余裕なく。涼みつつ1時間に1本の電車を待ち、出発。電車の車掌さんが何故かすごいフレンドリーで、今日はすごい暑かったよねー、とかこの車両自転車置けるよ!とか、降りる時Have a good night, honey! とか言ってきたりして??だった。

装備 夏装備。日焼けのダメージを抑えようと夏用のアームカバー、レッグカバーをしていったけど、熱中症で汗が少なくなってからは熱を貯めてしまったので途中で脱いだ。

食料がどの程度手に入るか不明だったのでカロリーメイト的なものを多めに持っていったけど、サンドイッチが出たおかげでほとんど不要だった。それがなくてもちょくちょく街中を走る事があったので何とかなったとは思う。ただいつもそうではないと思うので、慣れて予想できる様になるまでは、多めに持っていった方がいいだろうな。

道は割と良くて、パンクせずにゴールできた。よかったよかった。田舎よりも街に近い方が道が悪かった印象。

macchiのバイクはPCの人から何度かかっこいいねって言ってもらえた。